好みの基本ルックをインポートする

PCなどで作成した3D LUTファイルを、基本ルックとしてメモリーカードまたはクラウドサービスから最大16個までインポートすることができます。

  • ファイル形式:Catalyst BrowseやRAW Viewerで生成される17格子または33格子のCUBEファイル(*.cube)
  • 入力色域/ガンマ:S-Gamut3.Cine/S-Log3またはS-Gamut3/S-Log3

メモリーカードからインポートする

3D LUTファイルをメモリーカードからインポートします。

  1. PCなどでメモリーカードの所定のフォルダに、3D LUTファイルを保存する。

    メモリーカード フォルダパス
    SDXC /PRIVATE/SONY/PRO/LUT/
    CFexpress Type A /SONY/PRO/LUT/
  2. 3D LUTファイルを保存したメモリーカードを、CFexpress Type A/SDカードスロット(B)に差し込む。
  3. フルメニューの[Paint/Look]-[Base Look]-[Import from Media(B)]を実行する。
  4. インポート先を選択する。
  5. インポートする3D LUTファイルを選択する。

    画面の指示に従ってください。本機は3D LUTファイルを基本ルックとして取り扱います。

  6. フルメニューの[Paint/Look]-[Base Look]-[Select]でインポートした3D LUTファイルを選択する。
  7. インポートした3D LUTファイルの属性に合わせて、フルメニューの[Paint/Look]-[Base Look]-[Input]と[Output]を設定する。

クラウドサービスからインポートする

3D LUTファイルをクラウドサービスからインポートします。

  1. 本機をスマートフォンアプリ「Creators' App for enterprise」に接続する。
  2. フルメニューの[Paint/Look]-[Base Look]-[Import from Cloud(Private)]/[Import from Cloud(Share)]を実行する。
  3. インポート先を選択する。
  4. インポートする3D LUTファイルを選択する。

    画面の指示に従ってください。本機は3D LUTファイルを基本ルックとして取り扱います。

  5. フルメニューの[Paint/Look]-[Base Look]-[Select]でインポートした3D LUTファイルを選択する。
  6. インポートした3D LUTファイルの属性に合わせて、フルメニューの[Paint/Look]-[Base Look]-[Input]と[Output]を設定する。

露出不足を調節する

インポートした基本ルックを使って自動露出をしたときに露出不足の傾向がある場合は、フルメニュ―の[Paint/Look]-[Base Look]-[AE Level Offset]で調節してください。

ご注意

  • 3D LUTファイルをインポートしただけでは映像に反映されません。フルメニューの[Paint/Look]-[Base Look]-[Select]でインポートした3D LUTファイルを読み出してください。
  • Input]を正しく設定しないと、本来のルックになりません。
  • 設定項目[Input]/[Output]/[AE Level Offset]は、[Select]で選択された基本ルックに適用されます。複数の3D LUTファイルをインポートした場合は、各3D LUTファイルを[Select]で選択し、[Input]/[Output]/[AE Level Offset]をそれぞれ設定してください。
  • 設定した[Input]/[Output]/[AE Level Offset]は、3D LUTファイルごとに保存されます。
  • インポートした3D LUTファイルは、[SDR(BT.709)]/[HDR(HLG)]/ログ撮影共通の基本ルック/LUT選択肢となりますが、これらのモードに応じた色域/ガンマ変換は行いません。
  • フルメニューの[Maintenance]-[All Reset]-[Reset]を実行しても3D LUTファイルは削除されません。
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