間欠的に映像を記録する(インターバルレック機能)
本機のメモリーを利用して間欠的に映像を取り込み、記録するインターバルレック機能は、主に動きの少ない被写体を撮影するときに有効です。記録を開始すると、設定したフレーム数([Number of Frames])分の映像を、任意のインターバル([Interval Time])で自動記録できます。
A:撮影の間隔([Interval Time])
B:1回に記録する画像フレーム数([Number of Frames])
インターバルレックを有効にしているときは、撮影開始前にビデオライトHVL-LBPC(別売)を自動的に点灯させ、光量、色温度を安定させた状態で撮影を行うことができます(プリライティング機能)。
ご注意
- インターバルレックなどの特殊記録機能を複数同時に使用できません。
- インターバルレック使用中に他の特殊記録機能を有効にすると、インターバルレックは自動的に解除されます。
- ビデオフォーマットなどのシステム設定を変更すると、インターバルレックモードは自動的に解除されます。
- 記録中や再生中、サムネイル画面表示中にインターバルレックの設定を変更することはできません。
設定するには
[Project]ステータス画面の[Rec Function]で[Interval Rec]を選択し、[Number of Frames]と[Interval Time]を設定してください。
ビデオライトHVL-LBPC(別売)を使用する場合は、必要に応じて、フルメニューの[Project]-[Interval Rec]の[Pre-Lighting]で記録開始前のビデオライト点灯時間を設定してください。
ヒント
- [Number of Frames]と[Interval Time]は、フルメニューの[Project]-[Interval Rec]でも設定できます。
ご注意
- ビデオライトを記録前に点灯させる場合は、ビデオライトのスイッチをAUTOに設定してください。このときフルメニューの[Technical]-[Video Light Set]の設定に従ってビデオライトが自動点灯/消灯します。
- ビデオライトのスイッチをONに設定すると、ビデオライトは常時点灯します。(ビデオライトは自動点灯/消灯しません。)
- 各設定により消灯時間が5秒以下になる場合は、ビデオライトは消灯しません。
本機の電源を切るとインターバルレックモー ドは解除されますが、[Number of Frames]、 [Interval Time]、[Pre-Lighting]の設定は保持されます。次回インターバルレックモードで撮影するときに再設定する必要はありません。
撮影するには
録画START/STOPボタンを押すと記録が開始され、ビューファインダー画面上に「Int
Rec」と「Int
Stby」が交互に表示されます。
プリライティング機能を使用する場合は、記録が始まる前にビデオライトが点灯します。
撮影を終了するには
記録停止の操作を行います。
撮影を終了すると、その瞬間までメモリーに蓄えられていた映像がメディアに記録されます。
インターバルレックモードを解除するには
次のいずれかを実行します。
- 電源スイッチをオフにする。
- 記録待機中に、[Project]ステータス画面の[Rec Function]を[Interval Rec]以外に設定する。
また、本機が再起動した場合もインターバルレックモードは解除されます。
記録中の動作制限
- 音声は記録されません。
- レックレビュー操作は行えません。
本機の電源が切れた場合
- 本機の電源スイッチをオフにした場合は、その瞬間までメモリーに蓄えられていた映像を記録するため、メディアにアクセスしてから、自動的に電源が切れます。
- 記録中にバッテリーを取り外したり、DC電源コードを引き抜いたり、ACアダプター側の電源を切ったりした場合は、その瞬間以前に撮影したショット(最大10秒)が記録されないことがあります。バッテリー交換の際は充分ご注意ください。