数秒前の映像から記録する(ピクチャーキャッシュレック機能)(PXW-Z200のみ)

ピクチャーキャッシュレック機能を使用すると、カメラが捉えた映像を、指定した時間内蔵キャッシュメモリーに蓄えておくことによって、記録開始操作以前にさかのぼって記録することができます。 [Project]ステータス画面の[Picture Cache Rec]で[On]を選択し、キャッシュサイズを設定します。

Cache Size]の設定 蓄積時間(目安)
Short 5秒
Medium 10秒
Long 20秒
Max 各記録フォーマットでの最大値

ヒント

  • 蓄積時間は、撮影フレームレートや記録フォーマットにより短くなる場合があります。[Project]ステータス画面の[Picture Cache Rec]欄、またはキャッシュサイズ設定画面右下の表示でご確認ください。
  • フルメニューの[Project]-[Picture Cache Rec]でも設定できます。
  • アサイナブルボタンで[Picture Cache Rec]のオン/オフを切り替えることもできます。

ご注意

  • ピクチャーキャッシュレックは、インターバルレック、2 スロット同時記録、プロキシ記録との併用はできません。ピクチャーキャッシュレックをオンにすると、これらの機能は強制的にオフになります。
  • 記録中、レックレビュー中は、ピクチャーキャッシュレックモードにできません。
  • ピクチャーキャッシュレックがオンのときは、タイムコードが[Regen]や[Rec Run]に設定されていても[Free Run]モードで記録されます。
  • ピクチャーキャッシュレック中は[Output Format]の設定を変更できない場合があります。この場合、一度ピクチャーキャッシュレックをオフにしてから変更操作を行ってくだい。

ピクチャーキャッシュレックを実行する

Picture Cache Rec]がオンのとき、ビューファインダー画面上に「 Cache」(は緑)が点灯します。

録画START/STOPボタンを押すと記録が開始され、キャッシュメモリーに蓄積されている映像からメモリーカードに書き込まれます。

ピクチャーキャッシュレック機能を解除するには

Project]ステータス画面の[Picture Cache Rec]をオフにするか、ピクチャーキャッシュレック機能を割り当てたアサイナブルボタンを押します。

ご注意

  • 記録フォーマットや基本ルックが変更されると、それまで蓄えていた映像をクリアし、新たに蓄積を開始します。したがって、変更直後に記録を開始しても、フォーマット変更前の映像はピクチャーキャッシュレックできません。
  • メモリーカード挿入直後にピクチャーキャッシュレックの開始/終了操作を行った場合は、データがカードに記録されないことがあります。
  • 映像の蓄積は、ピクチャーキャッシュレック機能をオンにしてから開始されます。したがって、オンにする前の映像はピクチャーキャッシュレックできません。
  • 再生、レックレビュー、サムネイル画面表示など、メモリーカードにアクセスしている間は映像を蓄えないため、この間の映像はピクチャーキャッシュレックできません。
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