Paint/Look]メニュー

各メニュー項目の機能および設定値は以下のとおりです。

Paint/Look]-[Scene File

Sceneファイルに関する設定を行います。

ご注意

  • カスタム撮影のときのみ有効です。
メニュー項目 細目と設定値 内容
Recall 内蔵メモリーに保存されているSceneファイルを読み込み、現在の画質設定に適用する。
Store 現在の画質設定状態をSceneファイルとして内蔵メモリーに保存する。
Delete 内蔵メモリーに保存されているSceneファイルを削除する。
Preset Recall カスタム撮影で[Target Display]-[SDR(BT.709)]を選択している場合:[S-Cinetone]/[ITU709]/[709tone
カスタム撮影で[Target Display]-[HDR(HLG)]を選択している場合:[HLG Live]/[HLG Mild]/[HLG Natural
プリセット画質(書き換え不可)を現在の画質設定に適用する。

Paint/Look]-[Base Look

基本ルックに関する設定を行います。

メニュー項目 細目と設定値 工場出荷時の初期設定値 内容
Select カスタム撮影で[Target Display]-[SDR(BT.709)]を選択している場合:[S-Cinetone]/[ITU709]/[709tone]/User1 ~ User16
カスタム撮影で[Target Display]-[HDR(HLG)]を選択している場合:[HLG Live]/[HLG Mild]/[HLG Natural]/User1 ~ User16
ログ撮影を選択している場合:[s709]/ [709(800%)] /[S-Log3]/User1 ~ User16
カスタム撮影で[Target Display]-[SDR(BT.709)]を選択している場合:[ITU709
カスタム撮影で[Target Display]-[HDR(HLG)]を選択している場合:[HLG Mild
ログ撮影を選択している場合:[s709
基本ルックを選択する。
Delete 選択した基本ルックを削除する。
Delete All すべての基本ルックを削除する。
Import from Media(B) Execute]/[Cancel カードスロットBに挿入したメモリーカードから基本ルックファイルを読み込む。
Execute]:実行する。
Import from Cloud(Private) Execute]/[Cancel クラウドサービス「C3 Portal」(個人)にアップロードした基本ルックファイルを読み込む。
Execute]:実行する。
Import from Cloud(Share) Execute]/[Cancel クラウドサービス「C3 Portal」(共通)にアップロードした基本ルックファイルを読み込む。
Execute]:実行する。
Input S-Gamut3/SLog3]/[S-Gamut3.Cine/SLog3 S-Gamut3.Cine/SLog3 Select]で選択している基本ルックの入力色域を設定する。
Output BT.709]/[HLG BT.709 Select]で選択している基本ルックの出力色域を設定する。
AE Level Offset 0EV / 1/3EV / 2/3EV / 1EV / 4/3EV / 5/3EV / 2EV 0EV Select]で選択している基本ルックの露出基準値を設定する。

Paint/Look]-[Reset Paint Settings

基本ルック以外の[Paint/Look]メニューの設定値をリセットします。

ご注意

  • カスタム撮影のときのみ有効です。
メニュー項目 細目と設定値 内容
Reset without Base Look Execute]/[Cancel 基本ルック以外の[Paint/Look]メニューの設定値のリセットを実行する。
Execute]:実行する。

Paint/Look]-[Black

ブラックの設定を行います。

ご注意

  • カスタム撮影のときのみ有効です。
メニュー項目 細目と設定値 工場出荷時の初期設定値 内容
Master Black −99.0 ~ +99.0 ±0.0 マスターブラックレベルを設定する。
R Black −99.0 ~ +99.0 ±0.0 Rブラックレベルを設定する。
B Black −99.0 ~ +99.0 ±0.0 Bブラックレベルを設定する。

Paint/Look]-[Knee

ニー補正の設定を行います。

ご注意

  • カスタム撮影のときのみ有効です。
メニュー項目 細目と設定値 工場出荷時の初期設定値 内容
Setting On]/[Off]/ --- Target Display]-[SDR(BT.709)]を選択している場合:[On
HDR(HLG)]を選択している場合:[Off

ニー補正をオン/オフする。

ヒント

  • Base Look]-[Select]が[ITU709]、[709tone]、[HLG Live]、[HLG Mild]または[HLG Natural]のときのみ有効です。
Auto Knee On]/[Off]/ --- Target Display]-[SDR(BT.709)]を選択している場合:[On
HDR(HLG)]を選択している場合:[Off

オートニーをオン/オフする。

ヒント

  • Setting]を[On]に設定している場合に、[Base Look]-[Select]-[ITU709]/[709tone]のときのみ有効です。
Point 75% ~ 109% 90% ニーポイントを設定する。
Slope −99 ~ +99 ±0 ニースロープを設定する。

Paint/Look]-[Detail

ディテール調整の設定を行います。

ご注意

  • カスタム撮影のときのみ有効です。
メニュー項目 細目と設定値 工場出荷時の初期設定値 内容
Setting On]/[Off On ディテールをオン/オフする。
Level −7 ~ +7 ±0 ディテールレベルを設定する。
Manual Setting On]/[Off]/--- Off ディテール手動調整をオン/オフする。
H/V Ratio −2 ~ +2 ±0 ディテール手動調整時に垂直(V)/水平(H)ディテールのバランスを設定する。
B/W Balance Type1]/[Type2]/[Type3]/[Type4]/[Type5 Type3 ディテール手動調整時に下側(Black)/上側(White)ディテールのバランスを設定する。
Limit 0 ~ 7 0 ディテール手動調整時にディテールのリミットレベルを設定する。
Crispening 0 ~ 7 0 ディテール手動調整時にクリスプニングレベルを設定する。
High Light Detail 0 ~ 4 0 ディテール手動調整時に高輝度部分のディテールレベルを設定する。

Paint/Look]-[Matrix

マトリクス補正の設定を行います。

ご注意

  • カスタム撮影のときのみ有効です。
メニュー項目 細目と設定値 工場出荷時の初期設定値 内容
User Matrix On]/[Off Off ユーザーマトリクス補正をオン/オフする。
User Matrix Level −99 ~ +99 ±0 映像全域の色の濃さを調整する。
User Matrix Phase −99 ~ +99 ±0 映像全域の色合いを調整する。
User Matrix R-G −99 ~ +99 ±0 R-Gのユーザーマトリクスを任意に設定する。
User Matrix R-B −99 ~ +99 ±0 R-Bのユーザーマトリクスを任意に設定する。
User Matrix G-R −99 ~ +99 ±0 G-Rのユーザーマトリクスを任意に設定する。
User Matrix G-B −99 ~ +99 ±0 G-Bのユーザーマトリクスを任意に設定する。
User Matrix B-R −99 ~ +99 ±0 B-Rのユーザーマトリクスを任意に設定する。
User Matrix B-G −99 ~ +99 ±0 B-Gのユーザーマトリクスを任意に設定する。

Paint/Look]-[Multi Matrix

マルチマトリクス補正の設定を行います。

ご注意

  • カスタム撮影のときのみ有効です。
  • Area Indication]はすべての映像出力に適用されます。映像出力信号を本線信号として使っている場合などはご注意ください。
  • マルチマトリクス補正は、全色相を16分割した色軸毎に色相(ヒュー)と飽和度(サチュレーション)を調節します。調節したい色軸を選択する際に、[Area Indication]をオンにすることで、調節対象の色軸が撮影映像中のどの場所なのかを簡易的に確認できます。場所を確認したら、[Area Indication]をオフにしてから、色相(ヒュー)と飽和度(サチュレーション)を調節してください。
  • 記録動作中、[Area Indication]はオフに固定されます。
  • マルチマトリクス補正の設定画面から他に移動すると、[Area Indication]は自動的にオフになります。
  • マルチマトリクス補正の設定中は、DISPLAYボタンは[Area Indication]の切り替えボタンとなります。DISPLAYボタンを押す度に、[Area Indication]のオン/オフが切り替わります。
メニュー項目 細目と設定値 工場出荷時の初期設定値 内容
Setting On]/[Off Off マルチマトリクス補正をオン/オフする。
Area Indication On]/[Off Off

Axis]で選択した調整対象の色軸に該当する対象領域を見分ける表示機能をオン/オフする。
撮影映像中の対象領域以外の部分をモノトーンで表示する。

ヒント

  • マルチマトリクス補正の設定画面では、DISPLAYボタンで[Area Indication]のオン/オフを切り替えることができます。

ご注意

  • Area Indication]はすべての映像出力に適用されます。映像出力信号を本線信号として使っている場合などはご注意ください。
Reset Execute]/ [Cancel 各色軸の色相(ヒュー)と飽和度(サチュレーション)の設定値をすべて初期値にする。
Axis B / B+ / MG− / MG / MG+ / R / R+ / YL− / YL / YL+ / G− / G / G+ / CY / CY+ / B− B 調整対象の色軸を選択する。
Hue −99 ~ +99 ±0 Axis]で選択した調整対象の色軸の色相(ヒュー)を設定する。
Saturation −99 ~ +99 ±0 Axis]で選択した調整対象の色軸の飽和度(サチュレーション)を設定する。
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