ファイルを転送するための準備をする
記録したプロキシクリップやオリジナルクリップを、インターネット上のサーバーやローカルネット上のサーバーへ転送することができます。
以下の手順に従って、本機をインターネットまたはローカルネットワークに接続します。
無線LANでインターネットに接続する
USBテザリングでインターネットに接続する
有線LANでインターネットに接続する
ファイルの転送先を登録する
あらかじめクリップを構成するファイルを転送するサーバーを登録しておきます。
- フルメニューの[Network]-[File Transfer]-[Server Settings1]/[Server Settings2]/[Server Settings3]を選択する。
- 転送先設定画面が表示されます。
-
転送先設定画面の各項目を設定する。
設定項目 説明 [Display Name] 転送先のリストに表示されるサーバー名を入力します。 [Service] サーバーの種類を表示します。
[FTP]:FTP サーバー[Host Name] サーバーのアドレスを入力します。 [Port] サーバーに接続する際のポート番号を入力します。 [User Name] ユーザー名を入力します。 [Password] パスワードを入力します。 [Passive Mode] パッシブモードのオン/オフを行います。 [Destination Directory] 転送先ディレクトリー名を入力します。
ご注意
- オリジナルクリップは、転送先として指定したディレクトリー内の「Main」フォルダーに転送されます。
- 編集時、編集不可能な文字は“”で表示されます。この文字を含むディレクトリー名を編集した場合の動作は保証されません。もし編集してしまった場合は、すべての文字を削除して入力し直してください。
- 転送先サーバーで使用できない文字を[Destination Directory]に入力した場合、ファイルはユーザーのホームディレクトリーに転送されます。使用できない文字はサーバーによって異なります。
[Using Secure Protocol] セキュアなFTP転送を行うかどうかを設定します。 [Root Certificate] 証明書の読み込みや消去を行います。
- [Load]:手順3で[Set]を選択すると、CA証明書を読み込みます。
ご注意
- 読み込む証明書はPEM形式で、カードスロットBに挿入したメモリーカードのルートディレクトリーに「certification.pem」のファイル名で書き込んでおいてください。
- [Clear]:手順3で[Set]を選択すると、CA証明書をクリアします。
- [None]:読み込み/消去を行いません。
ご注意
- CA証明書を読み込む際は、本機の時刻を正しく設定してください。
- 記録フォーマットにより、記録動作が優先されるため証明書を[Load]/[Clear]できない場合があります。
- 低電圧時には、CA証明書を[Load]/[Clear]することはできません。
[Root Certificate Status] 証明書の読み込み状態を表示します。 [Reset] [Server Settings1]/[Server Settings2]/[Server Settings3]の設定を初期値に戻します。 - 設定が完了したら[Set]を選択し、設定内容を確定する。
ご注意
- 設定完了後は、必ず[Set]を選択してください。[Set]を選択しなかった場合、設定した内容が反映されません。
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