他機とタイムコードを合わせる
タイムコードの出力端子を搭載したビデオカメラなどと本機を接続して、タイムコードを合わせることができます。本機のマルチ/マイクロUSB端子と市販のBNCケーブルのBNC出力端子を接続するための専用アダプターケーブル(別売)が必要です。
専用アダプターケーブル(別売)について
ソニー業務用商品相談窓口で取り扱いのアダプターケーブルで、BNC端子をマルチ端子に変換することができます。アダプターケーブルの取り扱いについては国や地域によって異なる場合があります。在庫の確認やご購入についてはソニー業務用商品相談窓口にお問い合わせください。ご購入されるときは、品名、番号をご連絡ください。
ソニー業務用商品相談窓口
https://www.sony.jp/professional/support/inquiry_b2b.html
- 品名:アダプターケーブル VMC-BNCM1(別売)
- 番号:A-5051-506-A
- 全長:0.2m
事前準備
タイムコードの出力側となる機器(ビデオカメラなど)は、常にタイムコードが進むモード(Free RunやClock)に設定してください。
タイムコードを合わせるには
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本機のMODE(モード)ボタン→[動画]を選んで、動画撮影モードにする。
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MENU→(撮影)→[TC/UB]で、[Time Code Make]を[Preset]に、[Time Code Run]を[Free Run]に設定する。
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BNCケーブル(A)のBNC出力端子と本機のマルチ/マイクロUSB端子をアダプターケーブル(B)で接続する。
- 本機のタイムコードが接続機器のタイムコードと同期し(外部ロック状態)、画面に「EXT-LK」が表示されます。
- 外部ロック状態になってから約10秒経過した後は、タイムコード出力側の機器との接続を外しても外部ロック状態は保たれます。
ヒント
- 本機で以下の操作を行った場合、タイムコードの外部ロック状態は解除されます。
- [Time Code Make]、[Time Code Run]の設定を変更したとき
- [Time Code Preset]でタイムコードを変更したとき
- 撮影モードをスロー&クイックモーション撮影モードに切り換えたとき
ご注意
- アダプターケーブルVMC-BNCM1(別売)は本機(カメラ本体)でのみ使用できます。他機のマルチ端子に接続しないでください。
- 付属のXLRハンドルユニットのマイクロUSB端子にアダプターケーブルを接続して使用することはできません。
- アダプターケーブルをカメラに接続するときは、アダプターケーブルのマルチ端子に無理な力がかからないようご注意ください。
- 外部ロックの操作をすると、タイムコードは瞬時に外部のタイムコードにロックし、外部タイムコードの値と同じ値がタイムデータ表示部に出ますが、タイムコードジェネレーターが安定するまでの数秒間は、記録を開始しないでください。
- 基準タイムコードの周波数と本機のフレーム周波数が同じでないと、正しくロックできず、本機が正常に動作できません。この場合、タイムコードも外部のタイムコードに正しくロックできません。
- タイムコードを合わせる場合、1フレーム程度のずれが生じる場合があります。長時間ご使用になると、基準タイムコードとのずれが大きくなることがあります。