フライトモードを設定する
フライトモードには[Std(速度)]、[Vel(速度)]、[Alt(高度維持)]のモードがあり、マニュアル飛行時に適用されます。
送信機のフライトモードスイッチでフライトモードを切り替えます。
[フライトモードスイッチ1]は[Std(速度)]モードに固定されています。障害物ブレーキやビジョンポジション機能、オンコース機能が有効なため、安全性・安定性の高い飛行を行うことができます。送信機のコントロールスティックの傾きを調整することで、機体の水平速度を調整できます。コントロールスティックをセンターポジションに戻すと機体はホバリングします。
以下の手順で、[フライトモードスイッチ2]と[フライトモードスイッチ3]に、[Vel(速度)]モードまたは[Alt(高度維持)]モードを割り当てることができます。
- 「Airpeak Flight」アプリホーム画面で、[飛行を始める]をタップする。フライト画面が表示されます。
- 画面右上の (設定)をタップする。
- 表示された設定メニューから[機体]をタップする。
- [フライトモード]をタップする。
- (フライトモードスイッチ2)または(フライトモードスイッチ3)をタップし、[フライトモード]を設定する。以下の2つのモードをフライトモードスイッチに割り当てることができます。
- [Vel(速度)]:送信機のコントロールスティックの傾きを調整することで、機体の水平速度を調整できるモードです。コントロールスティックをセンターポジションに戻すと機体はホバリングします。
- [Alt(高度維持)]:飛行高度を維持するモードです。障害物ブレーキとビジョンポジション機能は無効になります。自動で機体位置が保持されず、風に流されやすいため、操縦の際は熟練したスティック操作が必要です。送信機のコントロールスティックの傾きを調整することで、機体の傾斜角度を調整できます。
- 必要に応じて、フライトモードごとに詳細設定をする。
- [最大速度](*1):最大速度を設定します。障害物ブレーキが有効の場合は制限があります。
- [最大傾斜角度 [deg]]:最大傾斜角度を設定します。障害物ブレーキが有効の場合は制限があります。
- [最大上下速度]:最大の上昇/下降速度を選択します。
- [オンコース](*1):有効にすると、機体の横滑りを防いで操作した方向へ進みやすくなり、直線飛行中に旋回操作を加えるだけで滑らかな円旋回をサポートします。
- [加速感度](*1):設定した速度に到達するまでの早さを設定します。値が高いほど、設定速度に素早く到達します。
- [ヨーレート [deg/s]]:旋回の速さを設定します。
- [ブレーキ感度](*1):ブレ―キ感度を設定します。数値が高いほど急ブレーキがかかります。
*1 [Vel(速度)]モードのみ
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送信機のフライトモードスイッチを、希望のフライトモードを割り当てた番号に切り替える。選択中のフライトモードは、「Airpeak Flight」アプリのフライト画面で確認できます。
ヒント
- GNSS(全球測位衛星システム)などの測位衛星システムによる測位とビジョンポジション機能の両方で正常に機体の位置情報を検出できない場合は、自動的にフライトモードが緊急Alt.モードになります(「Airpeak Flight」アプリに通知されます)。位置情報が検出できるようになると、設定されているフライトモードに戻ります。