飛行ログ/RTK測位データについて

機体のメモリーとRTKキット(別売)のSDメモリーカードに保存されるデータについて説明します。

機体のメモリーに保存されるデータ

機体のメモリーに保存されたデータは、「Airpeak Flight」アプリを使ってクラウドにアップロードすることができます。初期設定では、自動でクラウドにアップロードされます。

機体のメモリーからクラウドにアップロードされたデータは、インターネット接続環境があれば、飛行現場から離れたオフィスなどでも飛行ログとペアで管理・利用できます。

飛行ログ(Flight Log)

機体の飛行に関する記録データです。飛行ログを利用して、新しいミッションを効率よく作成することができます。

PPK(RTKキット(別売)をお使いの場合)

RTKによる測位結果をPPK(Post Processing Kinematic)で後処理するためのGNSS 観測データです。PPK対応ソフトウェアに取り込み、後処理をすることによって機体位置を算出し、撮影画像の位置をより正確に補正できる可能性があります。詳しくは、「SfMソフトウェアにRTK測位データを取り込む」をご覧ください。

Geotag(RTKキット(別売)をお使いの場合)

撮影画像ごとのカメラの位置・姿勢情報を記録したマッピング用データです。SfMソフトウェアに取り込んで、撮影画像から3Dモデルを作成できます。詳しくは、「SfMソフトウェアにRTK測位データを取り込む」をご覧ください。

RTKキット(別売)のSDメモリーカードに保存されるデータ

機体のメモリーに保存されるPPKとGeotagと同じデータが、RTKキット(別売)のインターフェースユニットに挿入したSDメモリーカードに保存されます。インターネット接続環境がなくても、飛行現場で確認するなど手軽に利用できます。

PPK(RTKキット(別売)をお使いの場合)

Geotag(RTKキット(別売)をお使いの場合)

ご注意

  • 「Airpeak Flight」アプリの画面にデータ書き込み中の通知が出ていないことを確認した後に、機体の電源を切ったり、SDメモリーカードを抜いたりしてください。データ書き込み中に機体の電源を切ったりSDメモリーカードを抜いたりすると、RTKキット(別売)のSDメモリーカードに保存されるPPKやGeotagのデータに欠損が生じる可能性があります。