飛行時のご注意

  • 常に機体が目視できる範囲で飛行させてください。

  • 回転中のプロペラやモーターには近づかないでください。

  • 回転中のプロペラは危険なため、手で触れるだけでなく、棒などで触れるなど、いかなる方法でも絶対に触らないでください。

  • 駆動中のランディングギアに触れないでください。機体が破損したり、けがをしたりするおそれがあります。

  • 機体や送信機のアンテナ部を不用意に覆わないようご注意ください。無線伝送機能に影響を及ぼす可能性があります。

  • 機体のGNSS(全球測位衛星システム)アンテナ部を不用意に覆わないようご注意ください。機体の姿勢制御に影響を及ぼす可能性があります。

  • 機体が障害物やジオフェンス空域の境界に近づいて減速または停止した後、障害物が検知外になったりジオフェンス空域内で飛行可能となった場合は、機体が再び動き始めることがあります。注意して飛行させてください。

  • 機体が降下して地表面から一定の高度に達すると、着陸に適しているか検知する着陸保護機能が働き、問題がない場合は自動的にランディングギアが下がります。特定の条件下(明るさが不明瞭、障害物表面の模様が不鮮明など)では、ステレオカメラが作動しなかったり、地表面が認識できなかったりする場合がありますので、充分に注意を払って機体を操作してください。

  • 飛行が不安定な場合は、ただちに着陸させ、センサー類の汚れのチェックやキャリブレーションを行ってください。

  • 映像伝送信号は干渉によって遅延したり失われたりすることがあるため、「Airpeak Flight」アプリの無線の設定([機体]ー[センサー/無線])を変更される際は、変更内容をよく理解し、充分に注意して設定してください。

  • 着陸後は、モーター停止、機体の電源オフ、送信機の電源オフの順番で操作してください。安全のため、必ずモーターの回転が停止していることを確認してから機体と送信機の電源を切ってください。

  • 電話に出たり、メールに返信するなど、機体の操作の妨げになるモバイルデバイスの機能を使用しないでください。

  • 飛行中にモーターを緊急停止させるには、送信機の左右のコントロールスティックを、内側下または外側下に向けて同時に0.5秒以上倒してください。飛行中にモーターが停止すると機体は墜落します。0.5秒経過する前にコントロールスティックを戻すと、緊急停止は作動しません。

  • 電源を切るには、以下の操作をしてください。

    • 機体:(電源)ボタンを2秒以上長押しします。
    • 送信機:(電源)ボタンを5秒以上長押しします。
  • 強制終了するには、以下の操作をしてください。

    • 機体:バッテリーパックを取り外します。
    • 送信機:(電源)ボタンを10秒以上長押しします。それでも電源が切れない場合は、C2(カスタム2)ボタンと(電源)ボタンを同時に10秒以上長押ししてください。

RTH (Return to Home)機能について

  • RTH (Return to Home)機能は、天候、周囲の環境、または近くの磁場の影響を受ける場合があります。

  • RTH (Return to Home)を実行中は、日照条件が良好でない場合、機体は障害物を回避できません。

  • RTH (Return to Home)を実行するときは、あらかじめ障害物を避けられる高度を設定しておいてください。

  • GNSS(全球測位衛星システム)信号が不充分(「Airpeak Flight」アプリのステータスバーで信号表示が3本以下)、またはGNSS(全球測位衛星システム)から信号を受信していない場合、RTH (Return to Home)は機能しません。

  • RTH (Return to Home)の実行中にGNSS(全球測位衛星システム)信号を受信できなくなった場合、RTH (Return to Home)は中止され、マニュアル飛行に切り替わります。

バッテリー残量について

  • バッテリー残量の不足についての警告が表示された場合には、機体をただちに安全な場所に着陸させてください。

  • バッテリー残量が一定レベル以下に低下すると、警告表示とともに機体は自動的に降下をはじめ、強制着陸します。機体の降下中に送信機で上昇操作を行うと、機体の高度を維持して適切な着陸地点へ誘導することができます。

  • 「Airpeak Flight」アプリでバッテリー残量の警告が表示されたときは、機体をホームポイントまたは着陸地点にすみやかに着陸させてください。飛行中にバッテリーパックのバッテリー残量がなくなると、機体が私有地に墜落して損害を与えたり、人や動物を負傷させるなどの事故が発生するおそれがあります。

「Airpeak Flight」アプリについて

  • 「Airpeak Flight」アプリを起動する前に、モバイルデバイスを満充電にしてください。

  • 機体操作の補助のために、必ず「Airpeak Flight」アプリを起動して送信機を操作してください。

  • 「Airpeak Flight」アプリは、モバイルデータ通信を使用することがあり、通信会社のプランに準じたご利用料金が発生します。モバイルデータ通信のご利用料金については、契約しているモバイルデバイスの通信会社にお問い合わせください。

  • 「Airpeak Flight」アプリの画面に表示される安全性に関するヒント、警告メッセージ、および免責事項をよくお読みください。