［フリッカーレス撮影］と［高分解シャッター］の違い
本機には、蛍光灯やLED照明などの人工光源のちらつき（フリッカー）の影響を低減させる機能が2種類あります。
それぞれの機能の特徴や対応している撮影条件は、以下の通りです。
| 特徴および撮影条件 | フリッカーレス撮影 |
 高分解シャッター
|
|---|---|---|
| 特徴 | フリッカーによる影響が少ないタイミングを、カメラが自動で検知して撮影します。 | モニターで確認しながら、フリッカーによる影響が少ないシャッタースピードに手動で合わせて撮影します。 |
| 静止画/動画 | 静止画のみ | 静止画および動画 |
| シャッター方式 | 電子シャッターおよびメカシャッター | 電子シャッターおよびメカシャッター*1 |
| 露出モード | P（プログラムオート）/A（絞り優先）/S（シャッタースピード優先）/M（マニュアル露出） | S（シャッタースピード優先）/M（マニュアル露出）/［フレキシブル露出モード］でシャッタースピードがマニュアル |
| 対応しているフリッカーの種類 | 100Hz/120Hzのフリッカー（蛍光灯など）のみ*2 | 100Hz/120Hzのフリッカー（蛍光灯など）および100Hz/120Hzより周波数の高いフリッカー（LEDなど） |
*1シャッタースピードが速いほど撮影前のモニター表示と撮影される画像の見え方に差が生じやすくなります。必ず撮影された画像でフリッカーの影響が低減していることを確認してください。
*2 ［フリッカーレス撮影］を［入］にしていても、100Hz/120Hz以外の周波数のフリッカーをカメラが検知することはできません。
ヒント
- 100Hz/120Hzのフリッカーと高周波フリッカーが混在する撮影環境でも［フリッカーレス撮影］と［高分解シャッター］を併用してフリッカーによる影響を低減できます。この場合は、［フリッカーレス撮影］と［高分解シャッター］を［入］にしてから、［高分解シャッター設定］でシャッタースピードを調整して撮影してください。
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